中国は見せかけの裁判で、アメリカ人に3年間の懲役を科した

法輪功をターゲットにするため、訴訟手続きもひっくりかえされた

 

 サンフランシスコ(FDI)― アメリカ市民であるチャールス・リー博士は、50日間以上隔離監禁された後、中国の「高等裁判所」によって、急遽見せかけの裁判にかけられた。彼は、3月21日、揚州の「中等人民裁判所」で、予想された「有罪」判決を宣告された。
 これまでの報道によると、リー博士は3年間の懲役を言い渡された。
 法輪大法情報センターのスポークスマン張而平氏は次のように指摘する。「このアメリカ人に対する見せかけの裁判は、中国のいわゆる『法治』をあざ笑うものです。実際、これは本質的には中国共産主義の法律システムによる裁判です。こういう裁判では、自らの政治利益のために、アメリカの博士を含めて、如何なる無実の市民をも迫害することができます。」
 張而平氏は、「我々は、チャールス・リー博士を即時解放することを要求します」と語った。

 

中国当局は、国際的な圧力が高まる中で、告発内容を変えた

 

中国当局は、当初、リー博士を「テレビやラジオ設備を破壊した」として告発し、15年もの懲役を科すと脅していたのだが、この数週間の間に、リー博士の今回のケースが一般市民の関心を集め、国際的な支持も加わったことから、破壊を「準備していた」とトーンダウンさせた。
 中国当局は、リー博士が荷物の中に持っていたウォークマン風のVCDプレイヤーを、テレビ放送設備を妨害しうるものだとして、「証拠」として取り上げた。
 リー博士が携わっているのは漢方薬の輸入で、工学技術の背景はない。
 最初の拘留から裁判まで、リー博士は一貫して、「中国政府は私が法輪功修煉者であるという理由だけで私を標的にしている」と主張している。
 リー博士の親友であるアダム・レーニンさんは次のように語っている。「リー博士が何も悪いことをしていないというのは明白です。チャールスが家電製品を持って中国へ旅行したという事実では、彼に3年の懲役を科すことはおろか、逮捕することさえも正当化できません。」

 

無実と証明されるまでは有罪

 アメリカの領事が先週語ったところによれば、リー博士は、金曜日の法廷で、弁護士をたてずに自分で弁護するつもりだ、とのことである。
 リー博士の婚約者である符泳青さんは、上海のアメリカ領事館を通じて、彼と文通することができた。彼女は、「チャールスは、弁護士をたてるのを拒否しました。もしそうすれば、この裁判はもっと不公平に進むだけでしょう」と語った。
 友人や法輪功学習者の仲間は、この裁判システムはひっくり返されており、法輪功を迫害する道具として利用されている、と語っている。レーニンさんは次のように語っている。「(中国)政権は、初めから、法輪功を迫害することを目的としており、法輪功学習者に対して、告発をでっち上げ、これらの告発を裏付ける「証拠」を集めたり捏造したりするために裏で細工をしています。全てのプロセスが完全に作り上げられたものです。これらの告発は、すべて元の中国リーダーである江沢民が指示し、国が行った迫害によるものです。」そして、「この裁判は迫害の道具の一つに過ぎない」と締めくくった。

 

疑わしい裁判手続きの歴史

 アメリカ国務省は、1999年の東アジアに関する報告の中で次のように述べている。ある特定の敏感な、或いは政治的なケースの場合、中国の法律システムでは、「当局は、法的基準を強化するよりも、公の秩序を維持したり政治的な反対勢力を弾圧したりすることに重点を置くため、刑事被告の基本的な法的保護措置と正当な法的手続きは認められない。」
 さらに、アメリカの人権弁護士テリ・マーシさんは、中国の法廷では、「有罪判決率は98%を超えています。長期的裁判や新たな告発を恐れることで、上告によって再審理が行われるケースはほとんどありません」「このような法的システムの下では、法輪功学習者(北京の主なターゲットの一つ)は公平な裁判とは無縁です」と語っている。

 

更に詳しい迫害の状況については、下記のホームページをご覧下さい

日本法輪大法サイト: http://www.falundafa-jp.net

法輪大法情報センター: http://www.faluninfo.jp/ (日本語)

法輪大法情報センター: http://www.faluninfo.net/ (英語)

金子容子を緊急救出サイト: http://www.rescue-yoko.org/