打ち砕かれたバレンタイン・デー

カリフォルニア在住の女性が、中国から婚約者を救うため、日夜奔走

ワシントンDCFDI)― ほんの数週間前には、29歳のソフトウェア・コンサルタントである符泳青さんは、結婚式のプランのことを考えていた。ところが、128日、彼女のプランは変わってしまった。

 彼女は、上海のアメリカ領事館から、婚約者のチャールス・リー博士が中国のお正月に合わせて、親族に会うため帰国した際、空港で逮捕された、という電話を受けた。

 符さんは、「彼は、何も間違ったことをしていません。彼はいつも親切で、よく他の人々を助けてあげていました。中国政府は、彼が法輪功の修練者であるという理由で、迫害しているのです。」

 符さんはこの2週間、婚約者の苦境を広く人々に伝え、彼の即時解放を呼びかけるため、日夜奔走している。

 リー博士の友人であり、ワシントンDCで救援活動を手伝っているアダム・レーニンさんは、次のように語っている。「泳青さんのところへは、英語や中国語で、記者会見の要請の電話がひっきりなしにかかってきています。彼女は、政府関係者やマスコミなどとの会見を1日に4〜8ヶ所程度で行っています。……我々は、チャールスを速やかに連れ戻そうと決意しています。」

 符さんの友人たちが、各地域でメディア・イベント、屋外での座り込みや請願活動を起こしている。

 符さんは、この二週間思い切って訴えているうちに、次第に冷静さと自信を得たと語っており、「初めは、とてもショックで、おびえていました。しかし今は、あらゆる手を尽くしてチャールスを救わなければならないと考えています」と話している。

 そして、符さんは次のように続けた。「江沢民政権下では、チャールスが汚名を晴らし、アメリカへ戻れるような公平な裁判を受けるチャンスはありません。従って、彼を救うための外交的な努力が絶対に不可欠なのです。」

 彼女の粘り強い努力が功を奏しているようである。

 下院議員のアンナ・エスフー女史の事務所は、リー博士の即時解放を求め、下院議員から署名を集めるための「親愛なる仲間たち」という手紙活動を始めた。下院議員のエスフー女史は、この署名をワシントンの中国大使に手渡すつもりである。

 また、法輪功修練者の支持者であり、長期間にわたって中国の人権記録への批判を行ってきたトム・ラントス下院議員は、下院人権役員会で配布する予定の声明文を準備中である。

 先週、符さんは、「国際宗教自由」委員会の委員ならびにアメリカ国務省の関係者とも会った。

 符さんは、「私は必要な限り、ここ(ワシントンDC)に滞在し続けます。もしここが中国なら、彼らは私も逮捕しようとするはずです。しかし、ここはアメリカです。私が頑張れば、効果が現れます」と語った。

 彼女は、涙をこらえて婚約者の写真を見せながら、「チャールスはアメリカ市民です」と話した後、一瞬沈黙してから彼の写真を見て、「彼はきっとすぐに家に戻って来るでしょう」と語った。

 アメリカ国務省の人権窓口では、リー博士の状況を知っているアメリカ人からすでに数百件のファックスと電話を受けたとのことである。

リー博士の婚約者である符さんは、リー博士の即時解放を呼びかけるため、この2週間ワシントンDCとニューヨークに滞在している。

 

アメリカ市民であり法輪功学習者であるチャールス・リー博士は、122日、中国に到着した際、拘束された。リー博士は、現在、江蘇省揚州市拘留所に監禁されているが、まだ公式には罪を言い渡されていない。