平成14年9月2日
外務大臣 川口順子殿
金子容子さん救出支援の会
代表 北島 満
中国抑留日本人配偶者金子容子救出支援のお願い
閣下
新潟県在住の金子篤志の妻容子が中国において強制労働収容所に抑留されております事はご高承のとおりです。
この問題は単に当事者個人の問題ではなく、二国間の関係に関わる重大な外交基本問題と認識しております。すでに米国議会下院において188号議案として全会一致で採択された通り、中国政府による法輪功学習者弾圧は全世界的に重大な基本的人権の侵害であり、中国政府が批准している国際条約に違反しているだけでなく、国連常任安保理事国という大国の重大な誤りであることは自明です。善隣外交を旨とする日本政府の担当省庁として、隣国の誤りを指摘しあるべき姿を明示することは、行なわれてしかるべきものであると思われます。
8月24日から横浜で開かれました日本精神神経医学会議発足100年記念国際精神神経医学会議におきましても、医学の尊厳を破壊する重大な事例(国家テロ)として取り上げられておりますこともお耳に達しているものと存じます。
金子容子は現在単に監禁されているだけではなく、薬物投与を含む高度な抑圧、拷問を受けているように見受けられます。監禁が長引けば回復不可能な状態なり、更には生命の危険があると推察されます。抑留自体が極めて不当なものであるとの認識に基づき、日本への帰国が一刻も早く実現されるよう閣下のご英断を伏してお願い申し上げます。
恐惶謹言