法輪功へ弾圧抗議
中国愛好者 県内縦断で松本訪問
信濃毎日新聞 2001年10月16日(火曜日) 中国発祥の気功「法輪功」を愛好する県内在住の中国人らが、中国政府による法輪功への弾圧に抗議するため、県内を歩いて縦断し、街頭で署名を呼びかけたり、自治体に支援を要請している。15日は松本市役所を訪れ、法輪功メンバーに対する拷問など弾圧の実態を職員に説明した。
一行八人は十日に長野市を出発。交代で国道を歩き、松本、伊那、飯田市等を経て名古屋市に向かう。さらに他県のグループと合流して東京に向かい、十一日十四日には弾圧停止を求める書簡を駐日中国大使館に届ける予定だ。
松本市役所で会社員杜群さんは「中国にいる仲間には死者も出ている。弾圧が残酷化している実態を知ってもらいたい」と話した。
法輪功は、李洪志氏により92年に創始された健康法で、中国では愛好者が急増。共産党員の数を超える勢いに、政治集団化を恐れた中国政府は1999年7月、「非合法組織」に指定し、幹部の身柄を拘束するなど厳しい取り締まりを進めている。