弾圧の現状、支援訴え
法輪功緊急救援 日本縦断リレーメンバーら県入り
平成13年(2001年)10月25日 木曜日 伊勢新聞

【津】中国伝統の心身健康法「気功」を修練する法輪功(法輪大法)学習者が同国政府の弾圧を受けているとして、学習者救済を呼び掛けながら日本を徒歩縦断する「SOSグローバル・ウォーク・リレー」のメンバーが二十五日、県入りし、県庁をはじめ津市、四日市市を訪問した。

 同メンバーによると、法輪功は平成四年、心身健康と真の善人になる「気功」として始まり、七年間で学習者一億人を突破。急激な学習者増加に脅威を感じた政府が二年前から、弾圧・迫害を始め、拷問による死者が三百人弱に達しているという。

 同リレーは今年九月中旬、札幌市と福岡市から二隊が出発。沿道で学習者救援を求めながら、通過する各自治体を訪問。二カ月後の十一月中旬、南北両隊が東京で合流し、首相官邸と在日中国大使館に道中で集めた運動賛同署名を提出する予定。

 県には、南からの北進隊十人余りが来訪。このうち、津市では東広島市の伊賀かなえさん(二一)と祖母山下和代さん(六〇)、中国出身で新潟県新津市の阿部安優美さん(二八)が市役所を訪ね、澤田信之人権担当理事に現状を説明、支援を訴えた。

 澤田理事は「(法輪功については)インターネットで、ある程度勉強させてもらった。今後も状況を理解するために勉強したい。(運動に)支援できる部分は前向きに対応したい」と述べた。