さらに二人の法輪功修煉者が拷問によって死亡しました

ニューヨーク、2001年9月28日、( 法輪大法情報センター)― 中国は、後三日で国慶節になりますが、中国の情報源によれば、最近、河北省と遼寧省でさらに二人の法輪功修煉者が、拘束中拷問され、死亡しました。

 遼寧省鞍山市に在住の袁中ユさんは、鞍山市公安局の地下室で、警察の拷問によって受けた傷害によって、8月16日頃死亡しました。袁さんは、法輪功のサイトで、鞍山市での法輪功に対する人権侵害について、詳しい報告を発表しました。明らかに、この報告は当局を怒らせました。鞍山の警察部門が現在まで実施している、厳しい情報封鎖のため、袁さんの死亡を確認するのは不可能になりました。29歳の袁さんは、遼寧省出身で、警察の拷問により死亡しました。拷問死の29人中三人は、今年の上半期に死亡したものです。

 もう一つは次のようなケースです。31歳の顧亜楼さんは、河北省ルンチュ市ブェーハイ郡の公安局で、死亡しました。顧さんは、8月11日夜、法輪功の資料を配布していたので、警察に逮捕され、そして12日の朝、公安局へ護送されました。彼を訪問しようと試みた家族のメンバーは拒絶されました。彼らは、家族に、もし1万人民元(約1,250ドル――中国の労働者の平均二年半の給料に当たる)の罰金を支払えば、顧さんを釈放する、と言いました。

 しかし、顧さんの家族が、金を集めて、戻ったとき、顧さんはもう建物から飛び降りて自殺した、と言われました。警察側は、15分しか死体の服を着替える時間を、家族に許しませんでした。すぐこの後、遺体は火葬に付されました。目撃者は、顧さんの身体には、酷い拷問の痕跡があって、彼の身体は、打ち傷に覆われ、両足は膨れ上がっていた、と証言しました。したがって、顧さんの死が自殺によるものであるということを、信じる家族は誰もいませんでした。

 彼らには、疑うに足る十分な理由があります。1999年に法輪功への迫害を開始して以降、警察がすべての法輪功修煉者の死亡を、「自然原因」と「自殺」のせいにすることは、決まりきったことです。死亡事件の中の20パーセントに関して、建物や、移動中の列車、或いは他の乗り物から犠牲者が「飛び出した」、という警察の主張がほとんどです。

 最近、『拷問――中国でますます深刻になる』と名づけられたアムネスティー・インターナショナルの報告で、こんなにもひどい警察の極端に野蛮な行為が、なされていることを否定し、そして隠すため、如何なる組織的な力をも導入していることが、はっきり示めされました。「監禁された修煉者が、拷問を受け、そして極めて虐待された後に死亡した報道が次々と伝わってきて、このすべてのケースの犠牲者は法輪功修煉者です。政府側は、自分達の犯罪行為を、複数の目撃者の証言があっても一切認めない、」と報告が述べています。

 アムネスティー報告はさらに次のように続けています。「政府の主張は、徹底的に調べれた兆候がまったくないので、この犯罪行為を全面的に政府が否定するのは、説得力がありません。特に、こういう拷問のケースを公表しようとする修煉者は、〈労働を通じての再教育〉という監禁を含めて、すでに酷い報復を受けているのです」

 顧さんは、監禁中に死亡した河北省の、25人目の法輪功修煉者です。2年以上にわたる法輪功に対しての迫害で、確認された中国での死亡人数の総数は、今現在、288人に上っていますが、中国政府内の消息筋が漏らした情報によれば、実際に死亡した人数は千人を越えています。

法輪大法情報センター