山山くんが見たたほかの空間(九)
――九才の男の子が母に話した天上で法を正す物語
【明慧ネット】邪悪根絶するため三回目の正念を発するとき、煉功場についたら、師父はすでに蓮の花の上に座られており、また、数人の大きな神様を連れてこられて、弟子たちの到来を待っていらっしゃいました。妖魔たちも殺到して、数千数万の巨大なカタツムリ、鬼、どくろなどの各種妖魔は列を並んでおり、準備していました。師父は戦場の上からひとつの覆いを降ろされましたが、魔にはそれが見えないのです。この覆いの中に入ってきたらもう出られなくなるようになっています。
座禅をして全世界の弟子たちが一緒に正念を発する時間を待っています。まず一部の鬼がやってきて、地獄からの風を弟子に噴きつけました。その風が骨にまで浸透し、弟子たちはみんな寒くてたまらなかったのです。みんなの考えから「寒い」という字が絶えず現れてきました。
師父はこの全てを見ていらっしゃいました。
妖魔たちは地獄の風がよい効果を収めたのを見て、多くの鬼を調達してきて、正念を発する時に邪魔しようとしています。風はますます冷たくなり、骨にまで浸透していますが、誰も動こうとしません。たくさんの鬼がやってきました。彼らは地獄の鬼ではなく、魔が変化したもので、皆功能を持っています。この状況が続くと、弟子たちが正念を発することが邪魔されるのを見て、師父は蓮の花に座ったまま手印を打たれ始めました。師父のそばにいる神様たちも魔を片付けられています。
正念を発する時間になりました。弟子は寒さに耐えて、「法は乾坤を正し、邪悪が全滅する」と念じながら、魔に法輪と功能を放ちました。戦場は火と電気の光で真昼のようになり、雷の音が響いています。今日の妖魔は非常に多く、師父のそばにいる神様は数名しかいません。しかし、弟子に師父の連れてこられた数人の神様たちが加わっただけで、私たちより数倍も多い魔は多数の死傷者が出ました。
今日は決戦ですので、来た魔は皆相当の能力がある者達です。ワニ、カタツムリなどの魔は別の空間の神の法器と仙丹を盗んで、決戦の前に皆飲んできたのです。私は一つの大きな魔を爆発させました。その魔が爆発した時、胸にある金色の仙丹が見えました。しかし、これらの魔も私たちと比れば取るに足りないもので、法輪の一回りで消滅してしまいます。
三回目の正念を発しました。魔は漏れることなく全部師父が降ろしてくださった覆いの中で消滅しました。全ての魔が消滅してから、だんだんと暖かくなり、日差しも私たちを照らし始めました。
今日、私は師父に付き従って魔を片付けましたが、時には一人でやることもあります。このごろ、私はほとんど毎日のように師父に付き従って魔と戦います。師父はいつもどうすればもっと純粋で浄らかな念を発することができるかを教えてくださいます。昨日煉功していた時、師父は私を迎えに来てくださいました。私はまた師父に付き従って魔を片付けにいきました。途中、金色の扉を見ました。扉に鍵が二つ掛けられています。押したら、開かなかったのです。中に何がありますかと師父にお伺いしましたが、師父は「あなたの好奇心は取り除くべきです」と厳しい顔でおっしゃいました。しばらくして、偽の師父が私を騙しにきました、私の功能では彼に勝てませんので、師父は片付けて下さいました。「これ以上あれこれを探らないでください。魔を見たら片付ければいいのです。簡単であればあるほどよいのです。簡単であればあるほど、威力があるのです。でなければ、功能はあなたのこのような考えに邪魔されます。功能の一割しか発揮できなくなります」と師父はおっしゃいました。「圓満成就したら全てが分かるようになります。今は時間を大事にして早く魔を根絶してください。」
帰る前に、両手を立てて、中国にいる魔の部屋を向けて功を発するようにと師父は教えてくださいました。師父は私の後ろに立って加持してくださいました。私は「法は乾坤を正し、邪悪が全滅する」と念じ、掌を立てて地球にある標的に向かって功を発しました。標的はすぐ爆発しました。昔の私の力では建物の一部しか爆発させることができません。私は本当に師父の話を再び実感できました。私たちの全ては、師父と「真善忍」という宇宙大法が授けてくださったのものです。自己を完全に放棄し、法に溶け込めば、尽きることのない宇宙の力を自然に得ることができます。今は魔と戦った後、疲労感がなく、限りのない精力があるように感じます。
師父はお話をされるとき、口を使われず、意念を使っていらっしゃいます。師父の声は厚みがあり、詩を朗読しているようです。見送ってくださったとき、師父は「覚えましたか、覚えてください。覚えて・・覚えて」と繰り返し言い付けてくださいました。師父は強い光とともに消えていかれました。師父のところには、たくさんの契約書があります。それら全ては自分の意志でこの世に来た弟子たちが来る前に主佛である私たちの師父と結んだ契約です。契約書の形は昔の皇帝が使った絹で作った書籍のようです。両側に棒が通っています。全ての契約書に、弟子が法を正すときにやるべきことが記入されています。今日正念を発して魔を片付けることも含めて、全ては前から按配されたことです。弟子が法を正す期間に担う責任はそれぞれ違います。契約の最後に一行の太字があります。誓いを堅く守り、永遠に約束を破らないと書いてあります。もし契約を結んだ弟子が法を正すことに参加しなかったら、大きな罪と業を作ることになります。なぜなら、彼は宇宙の主を騙したからです。この契約は師父と結んだのです。この契約は法を正すことが終わるまで有効なのです。その時になると、契約書に輝いている弟子の名前はやっと消えるのです。契約書のそばに砂時計が置いてあります。砂が全部下に落ちたとき、法を正すことも終わります。