ワシントンポスト:中国政府は殺人罪を外国人記者にかぶせようとしている
[編集部注]
中国政府は国営テレビで放映したビデオはCNNのものであると言っている。これは本当か?ここで我々はこれを外国人記者におしつけ責任をなすりつけるものだと見ている。同時に天安門広場の焼身自殺は法輪功学習者とは何の関わりもない。
フィリップ P.パン ワシントンポスト外報部
(北京2月8日)
中国の警察はCNNのジャーナリスト及びその他の外国人記者に殺人罪を課そうとしている。国営新聞報道によればその論拠は彼らが事前に5人の法輪功集団の5人が先月天安門広場で焼身自殺をはかったことを事前に知っていたということである。
羊城晩報及び南方日報の記事によると警察は記者達に、一人の女性が死亡し12才の少女を含む4人が重態で入院している1月23日の事件に関連して"他人を教唆し自殺幇助をした"という嫌疑を被せ証拠が固まり次第告発すると言っている。
これは政府が法輪功をおとしめ[政府の常套語]であるところの西洋社会の反中国勢力と結びついている危険な「グループ」だとするキャペ-ンの中での最新の欺瞞であり過去18ヶ月に及ぶ抹殺努力を正当化しようとしるものである。
自焼した、その小さな女の子の黒焦げになった顔で母親を求めて叫んでいる映像は国営テレビでしつこく放映され大衆の「グループ」に対する怒りをかき立てている。
メディアは北京の2008年オリンピック調査団の来訪に関連して報じている。中国の人権記録問題は7年前に2000年オリンピック招致で失格する要因となったが、中国政府の役人は法輪功弾圧を拒否の理由には使わせないと言っている。
中国政府の役人は外国人ジャーナリストの法輪功弾圧報道にいらついており、焼身自殺への関与をほのめかすことで怯えさせようとの意図が読み取れる。
多くの中国語インターネットウェブサイトに明確に指摘されている通り、政府報道では監視カメラの映像が6,7人のCNN AP,フランスプレスなど6、7の報道関係者が焼身自殺発生の10分前くらいに現れ、「グループ」の近くにいることを写し出しているといっている。
又、その事件について中国中央テレビが放映した近接映像は押収したCNNのビデオテープだといって、政府がその事件をなぜ撮影できたのかという法輪功の海外の人達からの質問に答えようとしている。
しかしCNN、AP及びフランスプレスの人達はいずれも焼身自殺について事前に知っていたことはないと言っておりさらにAP及びフランスプレスの人達はその時刻には天安門広場にさえいなかったと言っている。
CNNのチーフニュースイグゼクティブ及びニュース収集担当プレシデントアーソンジョーダンによれば、焼身自殺を目撃したプロデューサとカメラマンは天安門広場で行われる法輪功の抗議取材のためいつもやっていることで前年目立った抗議のあった春節前日にそこにいただけだと言う。さらに中国テレビが放映した映像はCNNカメラマンのものではあり得ない。なぜならばCNNカメラマンは事件発生とほぼ同時に拘束されているからだ。
そのクローズアップ画面は警察からの妨害を全く受けていないことが読み取れる。ある場面は明らかにカメラが警察のバリケードの後方にあって「グループ」メンバーの真上に据えられている。
さらに天安門広場を俯瞰しているカメラは明らかにTVニュース撮影用のものではなく小型の手持ちカメラを使っている。
こういったデリケートな問題に関する記事は発刊前に何段階もの党内のチェックを受けるということはよく知られている。
この記事を載せた新聞社はコメントを拒否し、政府広報部スポークスマンに送ったファックスにも回答はない。