シドニー「先駆者朝刊」:外務大臣タンナイ氏は中国政府に対し、法輪功団体への撹乱を停止するよう厳しく責める

【外交事務通信記者:ダーウェ・レッグ 2000年8月18日】

 外務大臣タンナイ氏はキャリア官吏の勧告を受け入れず、中国政府へ公に警告し、「オーストラリア本土において、法輪功修煉者への撹乱を受け入れることができない」と述べた。

 タンナイ氏は昨日すでに、「政府当局は今週、キャンベラを訪問中の中国人権代表団と非公式に会見した時、オーストラリアでの法輪功修煉者が撹乱を受けた問題に再び言及した」と述べた。

 これで、オーストラリアで発生した法輪功団体に関する問題を中国政府に提起したのは二度目である。

 キャンベラにある中国大使館の官員は、すでに法輪功が中国で厳しい弾圧と攻撃を受けていることにはかまわず、彼らが企んだ、オーストラリアでの法輪功の活動を抑圧していることを、いきり立って否定した。

 「先駆者朝刊」は今週はじめ、「オーストラリアの対外貿易部の官員は、北京との摩擦を避けるため、法輪功修煉者が撹乱を受け、訴え出たことを、公に取りざたするのは避けるよう提案した。しかし、タンナイ氏は真相を述べることが適切である」と認めている。

 タンナイ氏は昨日、「非常に明らかなのは、いかなるオーストラリアの公民であっても、オーストラリア或いはいかなる所であっても、いかなる大使館或は外交官に撹乱されることを見たいとは思わない」「我々はオーストラリアにいる一部の法輪功学員が危惧していることを中国政府に提起したのは、撹乱がここ数日に発生したのではなく、5月まで遡ることができるからである」。「中国大使館は、この事を否認しつづけている」「我々オーストラリア公民は、オーストラリア或はオーストラリア以外のいかなる所であっても、いかなる人でも、撹乱されるのを見ることは望まない」と述べた。

 法輪功は、東洋哲学を統合したものであり・・・・・・。それは中国で、何百万をもって数える修練者を魅了しており、中国政府は、その力が自分の独裁支配の重大な脅威に変わることを恐れている。

 人権団体は、法輪功の学習者が大勢に逮捕され、酷く殴られ、残酷な罰を受け、拘置所の中で、虐待され、死のところまでに至ったなどの問題を強く抗議した。

オーストラリアの安全情報機構と連邦警察局は中国の外交官員、及び大使館と関りのある人員の活動を常に注視している。大使館官員は攻勢をかけているからである。オーストラリアの法輪功学習者の活動、そして、彼らと中国大陸の学習者の連絡を対抗している。

 オーストラリアには、約2000名前後の法輪功学習者がいて、その中の多くの学習者は、中国の外交部から圧力を加えられ、尾行され、財産を壊され、電話が盗聴されていることなどを訴え出た。

 「先駆者朝刊」はまた、「中国外交官員は、現地の政府と接触し、地方官員に法輪功が公共施設を使用することを拒否するよう要求した。また中国外交官員は、法輪功学習者が当地の公共図書館で行う講座を許可しないよう重ねて要求した」ことを確認した。

 (2000年8月20日訳)