自由タイムズ:ドイツ政府の法輪功への支持

(一)(第五十六回人権大会でのスピーチ、2000年3月22日、ジュネーブ)

 近代化の推進につれ、中華人民共和国においてその経済が改善されたばかりではなく、国民個人の権力の保障も進んできており、自由の空間が増えた。これらの進歩があったからこそ、過去の一年来中国の人権状況の後戻りが非常に残念に思われた。意見を異にするもの、法輪功修煉者、キリスト教の信者、少数民族に対する迫害と虐待は過去に一年に更に深刻化した。言論自由、集会自由、信仰自由の剥奪、不正審判、酷刑、任意拘留などは中国で日常茶飯事のように起こっている。特に人々に憤慨させることに、中国で死刑執行された犯人の数は始終全世界の総和を超えている。国際反酷刑機構によると、1998年の一年間に1769人も死刑判決を執行された。

 私たちはここで中国政府に次のことを呼びかける:

−意見を異にするものへの迫害を中止せよ。政治的な理由及び信仰の問題で逮捕された人を釈放せよ。

−死刑を取り消し、国家の司法への操縦を放棄し、国連の人権公約を履行せよ。

−国民の信仰自由を保障し、鎮圧を中止せよ。

(二)ドイツ外務省、ドイツ政府は中国政府が法輪功を取り締まることによって引き起こした人権侵害の問題に深い関心を示し、事態の発展をこれからも見守っていくという。

 中華人民共和国の法輪功修煉者に加えた行為は国家イメージと相応しないものである。ヨーロッパ連盟はこの件について数回にわたって中国政府に指摘した。

(三)ドイツ議会(ドイツ法輪大法協会への返事)

 ここで、以下のことを保証することができる。人権及び人道主義援助委員会は中国の人権状況に対して深い関心を払っている。法輪功修煉者に対する迫害は残酷な人権侵害である。その侵害はますます悪化している一方である。

(四)ドイツの新聞からの抜粋(Frankfurter Allgemeine Zeitung 26.04.2000)

 現状を見ている通り、法輪功に対する迫害は既にこの十年来中国の最大の政治運動となった。ここ一年来、政府の制御下にあるマスコミは連続して法輪功への批判を放送している。政府は全ての団体が法輪功から離れるようにと求め、共産党員の法輪功修煉も禁止された。しかし、政府のキャンペーンは予期の効果に達することができず、法輪功側の迫害に反発する勇気は高まる一方である。

 しかも、法輪功の学習者は社会の各階層に分布しており、禁止令が出される前、多くの共産党員も法輪功修煉に加わっていた。多くの修煉者、特に年配の修煉者は政府の弾圧に驚きが感じられた。彼らはただ安心して修煉できるような環境を求め、法輪功の教えに従っていい人になろうと目指しているだけである。どうして法輪功は一夜のうち政府と対立の立場に立たせられたのか、多くの人は今でも不思議に思っている。

(五)Die Weltの評論より (Sophie Muehimann,21.07.2000)世界新聞

 今は中国の指導者が自らの行為を反省すべき時である。国際舞台で影響力のある大国として、国家機関を動かし、身を修し心性を養う国民を弾圧するのではなく、世に評価されるようなことをするべきである。中国政府は強権で国民の思想を制御するのではなく、如何に政治の開明を図り、人心を獲得するか、その方法を考えるべきである。

ドイツJoschka Fischer外相