監獄からの修煉体験談

 わたし達が投獄されたのは、北京へ陳情しにいったからという理由や、集団で煉功や交流をしたからという事や、また人に煉功しているのを摘発されたりしたためであって、原因はさまざまです。相次いで投獄されてきた学習者の態度は皆はっきりしていて、役人や自分を騙すような言動を絶対にしません。必ず「真・善・忍」に同化して正々堂々たる修煉者になろうとしています。

 投獄されてからわたし達は八方手を尽くして一冊の「転法輪」を見つけて、欠かすことなく毎日法を学び煉功を続けてきました。読書をするのに都合の悪い時は互いに磨きあい交流し、自分の修煉体験や自分の聞いた或いは見た修煉の話をしています。初めの頃は刑務所の役人達はわたし達に「また煉功したら手錠をかけてやる。刑罰を下すことにするよ」と脅かしました。わたし達は「できる限り煉功します、刑罰を下されても行います。煉功ができなくても心の中に法があります。」と答えました。時間が長くなると彼らはわたし達が皆良い人であることを認め、構わなくなりました。時には冗談めかして「今日は煉功しましたか」と聞いたり、「何も構うな、あなた達は真、善、忍を修煉しているから、信じますよ」といいました。

 中に一人、恐怖心を抱いているおばあさんがいました。北京から留置所まで至る所に警察の叫び声ばかりを聞いてきました。親族の人もあらゆる手段を使いさらに、夫が病気で入院したからといって彼女を法輪功をやめさせようとしました。最初は動揺しましたが、皆で一緒に話し合ったり煉功したりすることを通して、また先生が夢の中で彼女を悟らせることによって、彼女はこれは恐怖心を放棄するためであることを悟りました。そしてこの心を捨てるとしっかりして動揺しないようになったので、彼女を脅かす者は次第にいなくなったのです。また煉功者達の家族が様々な方法を使って彼らを説得するのです。泣いたり騒いだりする両親があれば、涙で湿した手紙を送った夫がいます。離婚すると言って脅かした妻がいれば、解雇すると脅かす会社もあります。様々な試練の前で、わたし達は大法を修煉する心は動じず、内に向けて名、利、情を捨てるように修煉します。「正にあなた達に錬磨と向上の機会を与えたのでしょう」と公安の人が言いました。

 ある日何人かの公安の人がやってきて、わたし達に「あなた達はやめると言ってください。そしてその証言をビデオにとればもう家に帰っていいです。」と言いましたが、わたし達は承知しませんでした。また「ここの中でも煉功をしていますか」と聞かれたので「しています」と答え;「あなた達は煉功しないことを証明してくれる証人をさがしますか」と聞かれたので、「捜しません」と答え;「法輪功が取り締りの対象となったことを知っていますか」と聞かれたので、「知っています」と答え;「知っているのになぜするのですか」と聞かれたので、「中央政府を騙している人がいます、党は真相を知らないからです。もし党が本当の状況を知っているとしたら、取り締まらないと思います。なぜなら法輪功は人を善に向かわせ、良い人また健康な人になるように導いているからです。これは間違ってはいません」と答え;「テレビで放送された事例はどう受け止めていますか」と聞かれたので、「動作だけで心性を修煉しない人は修煉者ではないと先生がおっしゃっておられるし、精神病暦のある人や重病患者には煉功をさせないようにと先生は強調しておっしゃいました。また修煉は専一でなければならないことをも教えてくださいました。その事例の人達は煉功者の標準には達しておらず、煉功者であるべき心性の基準に基づいてできないため、煉功者とは言えません。」と答えました;「また修煉しますか」と聞かれたので、「大法に少しも悪いところはないのですから、やらないはずはありません」と答え;「そんなことでは出させるわけにはいきませんよ」と彼らは言いましたが、「出られなければ、中にいるしかありません」と答え;最後に彼らは「あなた達の言ったことを全部上に報告します」と言いました。わたし達は「ありがとうございます。わたし達が北京へ行くのは正に真実を中央政府に報告するためなのです。」と言いました。

 次は監獄にいる犯人についてお話します。監獄に入ったばかりのころ中の人達は大法に対する正確な認識を持っておらず、テレビや新聞から聞いたことに過ぎません。彼らはわたし達と会ってから、修煉の話や体験談と感想などを色々聞き、もともとの認識が変わるようになりました。大多数の犯人はわたし達から法を学び、煉功するようになりました。彼らは「煉功する時、足を組まなければならないと聞いたことがあり、どうしても組めずにいたのがあなた達が来てから足が楽々と組むようになれたし、しかもきれいにできましたよ。」と言いました。

 監獄の中に夫の弟と不正な関係を持ち共謀で夫を殺害したという人がいました。彼女は「転法輪」を読んだり、修煉の話を聞いたりした後「もしわたしが以前からこの法を知っていたら、ここに入ることはなかっただろう」と話しました。また乱闘事件で不公正な判決を受けたらしく、釈放されたら、家に帰らず直ちに証人と関係者などをさがしに行き訴訟を起こすと言い張っていた人がいます。しかし法を学んでから告訴することをやめ、また「帰ったら自ら自分の仇敵に会いに行き大法のおかげで告訴することをやめてしまうことを伝え、さらに法も伝える」と言いました。ある時ご飯を盛った時のことですが、彼女と昔喧嘩したことのある人は自分のおかずが少ないのが気に入らなくて、悪口を言い出したり不満をこぼしたりしました。すると彼女は自分のおかずをその人にあげました。その人は恥ずかしくなって「あなたは法輪大法を得て心性が変わっただけではなく、眼差しまで優しくなったね」と言いました。

 ほかの牢屋に普段から怒りぽくてとてもわがままな人がいます。ある時心に不満を抱いていて抑え切れなくなり危険な事をやってしまいました。それでご飯を食べなくなったので、役人が不安になって、「法輪功」を修煉している人達に彼女を納得させる様に頼みました。わたし達が近づくと、彼女は気が緩んできて笑いながら少し会話をしたらご飯を食べたくなってインスタントラーメンを一杯食べた後も、まだ足りなくてもう一杯食べました。

 わたし達の行いによって中にいる囚人は変わりました。以前は新しい囚人をいじめていたのですが、いじめなくなり、雰囲気もなごやかになりました。喧嘩する人が再び現れる事は一度もありません。

 最後にわたし達を釈放する時には、役人達は「家に帰ってから煉功して下さい、ここではなくてね」と優しく言ってくれました。また、「もしわたしが煉功したくなったら、あなた達を尋ねて行きますよ」と言った役人もいました。

大陸法輪大法弟子 一九九九年十月二十三日